『聞く、書く。』第10号ができました
岡山県を拠点に2011年から活動する「聞き書き人の会」。
内海町で暮らすようになってから、聞き書きに興味を持ち、やってみたいと思うようになったのですが、
岡山での活動になかなか毎月行く時間がとれず、二の足を踏んでいました。
2021年は少し時間ができたので、参加させていただくことに。
会では毎年一冊、会員たちによる聞き書きを集めた会報誌を制作しています。
そこで、内海町の方のお話を聞き書きという形でまとめました。
内海町で江戸時代、九州へ向けて鯨をとりにいっていた歴史。
実は30年ほど前までは、内海町の人もあまりよく知らなかったのだそうです。
それがどのようにして再発見されることになったのか。
そこに偶然にも居合わせ、歴史好きというわけでもなかったのに掘り起こしをすることになり、次第に郷土の歴史に魅せられていった、今は内海町の郷土史家として知られている方にお話を聞かせていただきました。
お聞きしたことが多岐に渡り、わかりやすく伝える難しさを感じ、お伺いしたことの一部をまとめるという形になりました。力不足を感じつつも、この部分だけでも読んでいただく価値がきっとあるはず、と思っています。
たくさんの方にお読みいただき、みなさんが知る内海町の昔話、体験してきた暮らしなど、お聞かせいただけるととてもうれしいです。これからも内海町を中心に聞き書きを続けていきたいと思っていますので、一緒にやってみたいという方、この人の話を聞き書きしてほしいという方、おられましたらぜひぜひお声かけください!
冊子はミナトストアでも販売しているほか、版元の吉備人出版さんでもご購入いただけます。