写真撮影「福山琴」

福山が誇る伝統工芸品。

福山市のふるさと納税の写真撮影で、福山琴の作業風景を撮影させていただきました。作ってる工程を見たのは初めてで、その細かな手作業と工程の多さ、職人の技術力に驚きました。

見学先の工場は小さな工場で、中に入ると作業工程別に部屋がり、職人たちがそれぞれ担当の工程を黙々とこなしていました。表情は真剣そのもので、細部にまで神経をとがらせ命を吹き込んでいるようでした。

丹精込めて作られた琴の木目や装飾がほんとに綺麗で、さすが伝統工芸品だなと頷くほどでした。

琴は各工程を専属の職人がこなし、次の職人に託していくので、複数の職人がいないと完成しないそうです。

休憩中に缶コーヒーを飲みながらの楽しそうにお喋りしている、おっちゃん達を見てると、お互い信頼してて、一つのものを皆んなで作る喜びのようなものもあるのかなと感じました。

少人数の小さな工場で、日本に誇る伝統工芸品を作り上げるおっちゃん達がかっこよくもあり、微笑ましくもありました。

“お客さんが喜んでくれることが一番嬉しい。お金よりやりがい。”と言い切るおっちゃん達。その働き方に学ぶことが多かったです。